歌詞

あまつゆふらば

はなゆりゆられ

さしさすやうなる

こふるよなきえそ

弦の一つが音もなく

弾け飛ぶように

心の中だけに

波紋が広がってゆく

気づかぬままに

遠いところ行かないようにと

束ねて編み込み

糸と糸を糾い結び

壊れないように願い

静けさの中

ただ見つめてた

映る心のかけら

嘘と嘘を解いて繋ぎ

いつかの記憶を刻んでく

今揺れ動き交わす言葉を

魂に見せた想い重なってく

露の一つが音もなく

落ち消えるように

心の奥だけを

静かに叩いている

気づけぬ時に

花の気持ち変わらぬようにと

差し伸べ抱き寄せ

糸と糸はほつれ始める

私の我侭写し

呼吸の音が暗闇にある

それだけを感じてた

染まる空が霞んでゆく

強く衣の袖引いて

今だけをただ刹那の風と

繋ぐ糸の中に願っている

あまつゆふらば

はなゆりゆられ

さしさすやうなる

こふるよなきえそ

束ねて編み込み

糸と糸を通し絡めて

揺れる心を描いてく

君の瞳写る素顔に

夕焼け色を染めて

糸と糸を糾い結び

壊れないように願い

静けさの中

ただ見つめてた

映る心のかけら

嘘と嘘を解いて繋ぎ

いつかの記憶を刻んでく

今揺れ動き交わす言葉を

魂に見せた想い重なってく

あまつゆふらば

はなゆりゆられ