Lyric

涙はいらないから

下を向いてる時間もないから

さあ今顔上げてさ

ただ笑っていたいだけ

君と笑っていたいだけ

それだけ

午前五時窓越しの月が綺麗で

なぜか流れた涙　心に蓋した

一人きり一息すらもつけなくて

道端に咲いた

花にすら気付けなかった

何もない私は

雑草より下等だって蔑んで

光差す兆しは

焦燥と劣等に飲み込まれ

いつか霧が晴れたら

この胸の痛みも苦しみも

忘れられるの？

涙はいらないから

下を向いてる時間もないから

神様はいないなら

ただ歩み続けるだけ

明日晴れるなら

きっとどこまでだって行けるから

さあ今顔上げてさ

ただ笑っていたいだけ

君と笑っていたいだけ

それだけ

探し物は見つからないまま

悪あがきも無駄になるから

理想も幻想も願望も夢も

邪魔になるから丸めて捨てた

一人蹲る少年よ

顔上げ見てみな冒険書

通せんぼされても立ち向かう勇者の

進む先には桃源郷

何もない私は

それでも何者かでありたくて

誰かに届くように

言葉のかけらを探していた

荒れ果てた砂漠で

水もなくカラカラになって

枯れてゆくだけ？

涙はいらないから

下を向いてる時間もないから

神様はいないなら

ただ歩み続けるだけ

明日晴れるなら

きっとどこまでだって行けるから

さあ今顔上げてさ

ただ笑っていたいだけ

君と笑っていたいだけ

それだけ