BLUE JEANSのジャケット写真

歌詞

Summer Tuner (2024 ver.)

Academic BANANA

帰り道 瞳追いかけ 後ろ姿を目に焼いて

明日また 逢えたらなんて ソワソワしてる夏祭り

帰り道 一人はしゃいで 立ち漕ぎペダル遠回り

明日朝 早く起きようか 浮かれ気分の夏祭り

揺れ動く恋心 きっともう青い季節

白いままのノートと君の肌 飛ばした紙飛行機

夏なのに陽が来るから

君のこと想いだすから

浴衣姿 首傾げて

微笑む君に見惚れたよ

過ぎていく時間を止めた

魔法にかかったみたいな

騒ぐ雑音 二人ジュース

自販機の前で重ねた

夏空のハーモニー

揺れ動く恋心 きっともう青い季節

君が書いたノートと白い肌 交わした紙飛行機

茜色頬に染まった

夕焼けに罪を着させた

Summer Tuner また夢中な

周波数振り切ったまま

サンダルの色で分かれた

青春の影に隠した

追いつけない 追い越せない

もどかしさすらトキメキだ

夏なのに陽が来るから

君のこと想いだすから

浴衣姿 爪先立ち

微笑む君に見惚れたよ

夏空のハーモニー

帰り道 少し離れて 待ち合わせ場所手を振って

伸ばそうか でもやっぱやめようか ドキドキしてた夏祭り

  • 作詞

    齋藤知輝

  • 作曲

    齋藤知輝

BLUE JEANSのジャケット写真

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1st Full Album「SEASON」、2nd Full Album「Love Letter」、間髪を入れずフィジカルアクションを起こし続けるAcademic BANANAの新作は夏にフォーカスをあてたコンセプト作となる2nd EP。
齋藤知輝のバックボーンにあるフォークや歌謡曲の陰影は漂わせつつも、新しいアカバナの風を確かに感じる。また、よりバンドサウンドとしての完成度にギアを入れたBass.萩原健太のアレンジからはそのスキルだけでなく底知れぬ音楽の深さに驚かされる。

情緒的かつ中性的な声を持つ齋藤知輝が綴った夏には、爽やかなイメージが先行しやすい季節を照らす太陽の眩しさだけではなく、その陽(ひかり)が生み出す陰、必ず終わりが来る1日とその日々たちの儚さを切り離さずにはいられない。そして”どこか懐かしさを感じる”という言葉を使わざるを得ない。


アグレッシブなグルーヴにRAPを乗せた「Blue Jeans」で前衛的な夏が幕をあける。熱の冷めない色気がモノクロの夏夜に深紅のしおりを挟む「CHIANTI」。昨年ゲストボーカルに平川地一丁目・林直次郎を迎え制作した「Summer Tuner」は齋藤知輝ソロヴォーカルverで収録され、より感傷的な気持ちにさせられる。女性目線で夏の雨のひとときを唄う「藍哀傘」。今もまだ物語の続きであり、地続きの日常であることを決して忘れさせない「風のゆくえ」。そして巡る季節の真ん中で色を重ね、褪せていくことすらも愛おしくさせる「アオハル」。祖母への飾らない等身大のメッセージソング「ゆるしてあげる」。

青い空のキャンバスに描いた未来と抱いた期待。叶わないと知りながらも想い馳せる感情を「BLUE JEANS」はときにカセットテープを巻き戻しながら、”あなたの夏”をどこまでも連れてってくれる。

アーティスト情報

THUNDERBOLT RECORDS

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