BLUE JEANSのジャケット写真

歌詞

アオハル

Academic BANANA

夕暮れ告げるサイレンと 待つ家へ帰ろう

夏のカケラを集めた 海 港の街

ふいにセツナクて 響く蝉時雨

あぁ夏影 陽炎

歩く防波堤 約束 バス停

また会いたくなる

夏空にきえた花火

あの日の記憶をたどってた

帰り道カラオケした季節が

何度も来ればいいのに

秋へ続く畦道と 窓 冬のイタズラ

君がくれた花束と 春 旅路の駅

ふいにセツナクて 響く蝉時雨

あぁ夏風 カセット

またね 交差点 夏服 売店

ねぇ聞こえている?

夏空にきえた二人

あの日の記憶をたどってた

二人乗り 青く澄んだ季節が

何度も来ればいいのに

陽 香った冒険

LIVEのチケットの半券

夏が残していったMessageを

アオが掠れても

ハルがリセットしても

僕が覚えておくよ

朝焼けにとじた瞳

あの日の理由を探してた

追いかけて 逆らえない季節に

何度も思い馳せてる

夏空にきえた花火

あの日の記憶に手をふって

聞こえたよ! “あの夏” “この季節”が

何度も来ればいいのに

Lalala…

大好きで大好き この季節が

何度も来ればいいのに

アオハル 逢えてよかった

  • 作詞

    齋藤知輝

  • 作曲

    齋藤知輝

BLUE JEANSのジャケット写真

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1st Full Album「SEASON」、2nd Full Album「Love Letter」、間髪を入れずフィジカルアクションを起こし続けるAcademic BANANAの新作は夏にフォーカスをあてたコンセプト作となる2nd EP。
齋藤知輝のバックボーンにあるフォークや歌謡曲の陰影は漂わせつつも、新しいアカバナの風を確かに感じる。また、よりバンドサウンドとしての完成度にギアを入れたBass.萩原健太のアレンジからはそのスキルだけでなく底知れぬ音楽の深さに驚かされる。

情緒的かつ中性的な声を持つ齋藤知輝が綴った夏には、爽やかなイメージが先行しやすい季節を照らす太陽の眩しさだけではなく、その陽(ひかり)が生み出す陰、必ず終わりが来る1日とその日々たちの儚さを切り離さずにはいられない。そして”どこか懐かしさを感じる”という言葉を使わざるを得ない。


アグレッシブなグルーヴにRAPを乗せた「Blue Jeans」で前衛的な夏が幕をあける。熱の冷めない色気がモノクロの夏夜に深紅のしおりを挟む「CHIANTI」。昨年ゲストボーカルに平川地一丁目・林直次郎を迎え制作した「Summer Tuner」は齋藤知輝ソロヴォーカルverで収録され、より感傷的な気持ちにさせられる。女性目線で夏の雨のひとときを唄う「藍哀傘」。今もまだ物語の続きであり、地続きの日常であることを決して忘れさせない「風のゆくえ」。そして巡る季節の真ん中で色を重ね、褪せていくことすらも愛おしくさせる「アオハル」。祖母への飾らない等身大のメッセージソング「ゆるしてあげる」。

青い空のキャンバスに描いた未来と抱いた期待。叶わないと知りながらも想い馳せる感情を「BLUE JEANS」はときにカセットテープを巻き戻しながら、”あなたの夏”をどこまでも連れてってくれる。

アーティスト情報

THUNDERBOLT RECORDS

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