夏休みが来たら バスにゆられ3時間
1番前に座って 着いたら起こしてもらった
ボベご飯食べて 本屋でコロコロ買ってきて
夜8時には寝て 毎日海に行ったね
漫画家になる夢を諦めさせたこと
前髪ぱっつんに散髪したこと
じいちゃんは旅人って嘘ついてたことも
ゆるしてあげる ゆるしてあげる
あと10年生きててくれたら
ゆるしてあげる
風呂上がりはいつも
めっちゃ冷えた三ツ矢サイダー
夏が来た合図とちょっぴり寂しい青空
やたら公務員にさせようとしたこと
勝手にちゃん付けで呼んでたこと
じいちゃんは巡業先って騙してたこと
ゆるしてあげる ゆるしてあげる
だからずっと笑っててよ
唄ってばっかりで帰れんこと
ひ孫の散髪をさせてあげれんこと
悲しい顔で手を振らせたことも
ゆるしてほしい ゆるしてほしい
もうちょっと頑張るけぇ
ゆるしてほしい
- 作詞
齋藤知輝
- 作曲
齋藤知輝
Academic BANANA の“ゆるしてあげる”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Blue Jeans
Academic BANANA
- 2
CHIANTI
Academic BANANA
- 3
Summer Tuner (2024 ver.)
Academic BANANA
- 4
藍哀傘
Academic BANANA
- 5
風のゆくえ
Academic BANANA
- 6
アオハル
Academic BANANA
- ⚫︎
ゆるしてあげる
Academic BANANA
1st Full Album「SEASON」、2nd Full Album「Love Letter」、間髪を入れずフィジカルアクションを起こし続けるAcademic BANANAの新作は夏にフォーカスをあてたコンセプト作となる2nd EP。
齋藤知輝のバックボーンにあるフォークや歌謡曲の陰影は漂わせつつも、新しいアカバナの風を確かに感じる。また、よりバンドサウンドとしての完成度にギアを入れたBass.萩原健太のアレンジからはそのスキルだけでなく底知れぬ音楽の深さに驚かされる。
情緒的かつ中性的な声を持つ齋藤知輝が綴った夏には、爽やかなイメージが先行しやすい季節を照らす太陽の眩しさだけではなく、その陽(ひかり)が生み出す陰、必ず終わりが来る1日とその日々たちの儚さを切り離さずにはいられない。そして”どこか懐かしさを感じる”という言葉を使わざるを得ない。
アグレッシブなグルーヴにRAPを乗せた「Blue Jeans」で前衛的な夏が幕をあける。熱の冷めない色気がモノクロの夏夜に深紅のしおりを挟む「CHIANTI」。昨年ゲストボーカルに平川地一丁目・林直次郎を迎え制作した「Summer Tuner」は齋藤知輝ソロヴォーカルverで収録され、より感傷的な気持ちにさせられる。女性目線で夏の雨のひとときを唄う「藍哀傘」。今もまだ物語の続きであり、地続きの日常であることを決して忘れさせない「風のゆくえ」。そして巡る季節の真ん中で色を重ね、褪せていくことすらも愛おしくさせる「アオハル」。祖母への飾らない等身大のメッセージソング「ゆるしてあげる」。
青い空のキャンバスに描いた未来と抱いた期待。叶わないと知りながらも想い馳せる感情を「BLUE JEANS」はときにカセットテープを巻き戻しながら、”あなたの夏”をどこまでも連れてってくれる。
アーティスト情報
Academic BANANA
2017年12月、東京にて結成。FOLK、BLUES、ROCK、JAZZ、FUNK、CLASSIC、FUSIONなどメンバーそれぞれが多様な音楽からインスパイアされることによって生み出される独自の楽曲を「ネオ歌謡曲」と名付ける。
Academic BANANAの他のリリース
THUNDERBOLT RECORDS