Lyric

二人を　照らした月や街の光で

恥ずかしさを隠せないでいたあの頃は

静かに時が　流れていくのも心地がよくて

見えない　未来期待していた

あなたに触れるのは少し遠くて

身の丈に合わない　背伸びをしてみたけれど

多分　変わることない二人

でも　どうにかして近付きたいわ

まだ遅くはないから

好きなことに夢中なあなた

そんな姿も愛おしくて

あなたの見つめる先を

ただ隣で見ていればいい

そんなふうに　考えていたの

二人を　照らした月や街の光は

離れ過ぎた影を浮き彫りにしてしまう

たてまえの嘘で　街の匂いを消そうとしたくなる

言えない　思い隠そうとして

あなたに　触れるのは一緒にいても

難しくて届かない月に　触れるようなもの

多分　変わることない二人

でも　どうにかして近づきたいわ

また期待で終わるんでしょ

好きなことに夢中なあなた

そんな姿をずっと見つめる私

あなたはきっとずっとこちらを

向くことなんてないのよね

それが今　わかってしまったわ

窓から見える街灯　夜の空気が

今　本当の気持ちを曝け出す

日の登る前空の下

ブルーライトが目に焼き付く

縮まらない　二人の温度差

それでも離れたくはないの

本当はこっちを向いて欲しいの

影を重ね　手を繋いで

やっぱり　ここにいて欲しいのは

きみだけだったから