Lyric

風がほどいた髪の先

ひかりが笑って通り過ぎた

知らない空の　色をまとい

同じ瞬間を　わけあってた

遠くの音に　耳をすませば

あなたの鼓動が　近くなる

昨日までの地図には

描けなかった景色がある

それはきっと　ずっと

心だけが知ってたもの

めぐりあえたんだ　こんなにも確かに

別々の足跡が　いま重なる

言葉はいらないよ　ただ見つめていよう

それだけで　時が　輝きだす

窓辺の影が　ゆれて消えて

手のひらに触れる　ぬくもり

どんな日々も　あなたとなら

少しだけ　やさしくなる

交わす言葉よりも

肩寄せる沈黙が好き

この瞬間を　胸に

永遠だと信じたい

めぐりあえたんだ　このひとつの世界で

同じ未来地図を　いま描こう

悲しみも迷いも　ぜんぶ抱えたまま

それでも　明日は　始まってく

もしもまた　光をなくしても

きっと　また見つけるから

運命なんて呼ばなくても

あなたがいればいい

めぐりあえたんだ　この広い世界で

偶然を超えて　たどり着いた

何も持たなくていい　ただそばにいて

それだけで　未来は　輝きだす

風がやさしく　手をほどく

でも　また繋がっていく