

星が輝きを忘れた場所に 君は堕ちていた
行間(ぎょうかん)に潜む亡霊を 辿る君を見つけた
世界が重すぎて 耐えられないと言うから
祈りの呼吸を紡いで 安らぎを築いたんだ
僕のために 輝いてほしかったわけじゃない
ただ 君に気づいてほしかった
翳(かげ)っている時でさえ 君は光だったこと
夜明けは すでに君の中にあったことを
君が壊れた時も 僕は逃げ出さなかった
涙が枯れるまで ずっとそばにいた
君の沈黙を抱きしめ 雨を肩代わりした
君の笑い声が また僕の名を呼ぶ日まで
僕はいたよ…… 世界が灰色に変わった時も
嵐の中で 君の声が失われた時も
僕はいたよ…… 恐怖に震える夜を越えて
君の心が また音を聞き取れるようになるまで
君が僕に 返すべきものなんて何もない
ただ 君に「生(せい)」を見つけてほしかったんだ
だって愛とは 去っていくものじゃない
静かに、誠実に、留(とど)まり続けるものだから
君はよく「僕じゃ足りない」と 囁(ささや)いていたね
けれど僕は知っていた 君の芯にある強さを
傷口から血が流れる前に そのひび割れを受け止め
君の言葉の上に 金色の絵の具を塗った
火の中で育っていく君を 僕はただ見守って微笑む
傷跡だって 鮮やかに咲き誇れるんだ
僕は君を治したんじゃない ただ隣にいただけ
君の魂に「愛はここにある」と 伝えるために
僕はヒーローじゃない ただ差し伸べられた「手」だ
立ち上がれない君の 支えになっただけ
君の空が バラバラに崩れ落ちるたび
僕の翼を貸したんだ 僕の心じゃなく。
だって 心なら……
最初から 君が持っていたんだから
僕はいたよ…… 明かりがすべて消えた時も
世界が 君の歌を忘れてしまった時も
僕はいたよ…… 痛みからじゃなく
君の笑顔には 雨に打たれる価値があったから
今 君は輝き 僕は後ろへと遠ざかる
君が安らぎを見つけたことが 何より嬉しい
何も返さなくていいんだ、マイ・ディア
ただ その光を絶やさないと約束して
君はそれを「感謝」と呼び
僕はそれを「愛」と呼ぶ…… シンプルで、静かで、誠実な愛
君を救ったのは 僕じゃない
ただ 僕はそばにいただけ
君が 君自身を救う時まで
僕はいたよ
僕はいたよ
ずっと、ここに
- Lyricist
Kine Lune
- Composer
Kine Lune
- Producer
Kine Lune
- Vocals
Kine Lune

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Artist Profile
Kine Lune
Artist producer who writes lyrics and composes music. Pop and catchy melodies. Expressed through wordplay, his songs have gained overwhelming support from his generation, with songs that you can't help but hum after just one listen.
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