Embrace Front Cover

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Kine Lune

かつて 憧れを夕闇に預けた

帰り道を知らない 風の向こうに

僕らは 頼る当てもなく歩き出し

今も僕の魂は 一人 漂い続けている

喧騒の中で 僕らは黙り込み

名前さえ忘れた 物語を綴(つづ)る

君が夢を描き 僕がさらなる祈りを捧げても

流れる月日は 答えを教えてはくれない

それでも 君がいてくれる

見失いそうな日々の 真ん中に

沈まずに揺れる 紙の舟のように

時の急流を ゆっくりと流れていく

まだ沈みもせず 港にも着かぬまま

あの日 すべての希望を捨てようとしたけれど

君の笑顔が 僕の心を惑わせる

それは 耐えがたい渇望からではなく

君が近くにいて そして消えてしまうから

もしもいつか 君が港に辿り着き

僕が言葉の海を 永遠に彷徨(さまよ)うなら

僕らは笑い合うだろうか それとも忘れるのか

後悔もなく 淡く消えていくだけだろうか

それでも 僕は知っている

静寂の中に 君がいることを

終わることのない 詩(うた)の一節のように

来ることもなく 去ることもなく

僕が信じる すべての中に君は残る

あの紙の舟は 今も壊れずに進む

雨と夜の 静かな印(しるし)を抜けて

分かっているんだ

今もそこに 君がいることを

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

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