エミリのジャケット写真

歌詞

エミリ

日下暗

褪せないあの日をしまえるなら

僕は何も望まないよ

あの夜から逃げ出した理由は

僕にはもう分からないよ

暗い暗い部屋は自分がそう見ているだけで

いないいない君は何者かではあって

僕が君の何かになれるなんてさ

求めない、もう止めないよ

「さよなら」口にすれば二人

滲む愛 捨てたはずなのに

「さよなら」つぶやく深夜二時

寝静まる街に僕は一人

痛む、痛む

明日はまだ来ない

刻む、刻む

言い聞かす「もういい。」

痛む、痛む

明日はまだ来ない

刻む、刻む

言い聞かす「もういいよ。」

仕舞い込めた気がした、肌を透く日々

言い逃した言葉にまた熱を込め

芝居「僕の悲劇」は依然尾を引く

まだ終わらない、終われないよ

あの頃に蓋をして色を重ねて

深く、濃く、見えぬように

秋風が立ち、吹き抜けて

僕は君にとらわれるの

半分になったのに

随分と重い

溢れる鉛は

僕を沈める

顔を洗う回数分

蘇る情景は

錆び付いた記憶

波のないあの砂浜

切り落とす滲んだ愛

立ち上る脆い意志

ここにない

もう用はない

求めない

もう止めないよ

暗い暗い部屋に別れを告げて目を開けて

いるよここに僕は何者かになるさ

君は君で、僕は僕のままでいい

それでいい、それでいいよ

「さよなら」口にすれば二人

滲む愛 捨てたはずなのに

「さよなら」つぶやく深夜二時

寝静まる街に僕は一人

「さよなら」もう十分だろう

濁る愛 もう眼は逸らさない

「さよなら」駆ける午前6時

目を覚ます街で僕は歌う

痛む、痛む

明日は悔やまない

刻む、刻む

言い聞かす「もういい。」

痛む、痛む

明日に君はいない

刻む、刻む

「もうこれでいい。」

「さよなら、エミリ。」

  • 作詞

    日下暗

  • 作曲

    日下暗

エミリのジャケット写真

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    エミリ

    日下暗

「エミリ」は、過去の恋人に未練を持つ心の弱い男性の物語です。彼は自分の弱さに苛立ち、自己嫌悪に陥りました。しかし、時が経つにつれ、彼は自分自身を受け入れ、前向きに生きることを決意します。この曲は、希望と成長と妥協の歌です。

アーティスト情報

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