歌詞

移ろう空の合間を

紡ぎかけの言葉を

解けないまま　微睡んで

醒めない　夢を見てる

透き通るその声と

暖かい　面影に

歩み方を　貰ったのは

蹲るままの心

過ぎ去ったいつかを　手放せないまま

懐かしく思えてしまうから

臆病な僕を　忘れないように

きっと　思い出すのだろう

深い夢に　漂う彼方に

大切を数えて

ずっと　幸せな遠回りを

繰り返して　どこに行くのだろう

ねえ　ねえ　まだ

ここにいるよ

遠く　遠く　霞んでしまっても

確かに愛してた　蒼さを

ずっとね　忘れないよ

おやすみ　忘れないよ

時計の針が進む度

もしもばかり　数えて

一生分の後悔と

あの夜が続いてるだけ

傷つけてきたこと　傷ついてきたこと

傷口は癒えてしまうこと

エンドロールの終わった　その向こうで

どうか　素敵なあなたが続いていますように

許し合えた　微かを惜しむほど

月は沈むくせして

幼い僕を　捨てられないや

ねえ　ねえ　まだ

ここにいたいよ

でも　もう　目は覚まさなくちゃな

ここで夢見てた　あなたを

ずっとね　忘れないよ

おやすみ　忘れないよ

もし　隣に居られたら

どんな僕になれたろう

窓の外は　まだ暗いから

もう少し　ここにいるよ