草原のジャケット写真

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ジャンルレスでアウトサイダーな楽曲を制作する18歳の超新世代シンガーソングライター / トラックメイカー〝cat biscuit〟が全7曲収録の初1stアルバムを完成させて12/3㈬にリリース!
アルバムは10代という不安定な季節を通り抜けるようにして紡がれた作品で、
“反芻思考”を抱えた心の暗部と、それでもどこかに灯る微かな希望を往復する、揺れる青春のドキュメントだ。
閉じた部屋で同じことを何度も考えてしまう──そんな誰にも言えない心の癖を、音の構造そのものに置き換えたような楽曲が収録されており、
儚く寂しいのに、どこか温かい。
矛盾した感情が同時に息づき、聴けば聴くほど不思議な余韻が残る。
アルバムは10代特有の気持ちの揺れ、誰にも見せない孤独が伏流している。
けれどその空気感は決して閉塞的ではなく、まるで夜明け前の空にうっすら差す光のように、“これからの世界に優しさがあってほしい” という願いが確かに滲んでいる。
エレクトロニック、バンドサウンド、アンビエント的質感が溶け合い、都市で生きる若者の複雑な心象を映し出すサウンドスケープとなっている。
そして7曲目には、No Busesのギター/ヴォーカルであり、エレクトロニック〜サンプリングまで自由に跨ぐ近藤大彗のソロ名義 Cwondo をリミキサーに迎えた楽曲を収録。
原曲の陰影を保ちながらも音の粒子が細かく再配置され、焦燥と透明感が混ざった唯一無二のリミックスへと生まれ変わっている。
混乱や憂鬱すらも「ひとつの風景」として抱きしめ、その先にある微細な光をすくい上げるようなアルバム。
〝cat biscuit〟はその才能を自由に発揮し、特定の領域に留まらず独自路線を開拓しています。
まさに令和音楽シーンを独自路線で開拓していくアーティストの一人となっている。