歌詞

「別に、大丈夫」と呟くきみが とても大丈夫そうに笑うから

グラス越しに見つめたよ

やさしいよね うそつきだね 氷が溶けてく

まるで月を 隠す雲みたいに

「別に、大丈夫」と 呟くきみを見れなくて

すべり落ちる水の欠片たちのよう

今日はありがとう そう言い残そうとする

きみは小さな痛み抱えここを出て行くのかな

「別に、大丈夫」と呟くきみが とても大丈夫そうに笑うから

グラス越しに見つめたよ

水の輪っかに歪む光たちが 思い出を彼方まで運ぶから

目に沁みるメンソールの香り

ネオンの夜には 星などなくて 夢が花咲き 泡に消えた

強がりばかりの 声が遠く 冷たくて 濁る茜色

「別に、大丈夫」と 呟くきみが愛しくて 氷の崩れる音に

「別に、大丈夫」と 呟くきみが愛しくて

すべり落ちる水の欠片たちのよう

今日はありがとう そう言い残そうとする

きみは小さな痛み抱えここを出て行くのかな