少年の死は偶然だったのか。のジャケット写真

歌詞

独白

USAGUILTY

今日も朝から憂鬱な目を

貉が化ける

テレビへ向ける

青痣と母の涙の意味を

教えてよ

教えてよ

画鋲で空いた心の穴へ

視線の薔薇

憂いの雨

大人の語る「普通」の意味を

教えてよ

教えてよ

僕に

僕に

ねえ、教えてくれよ

雁字搦めルサンチマン故に

絞首台向かう朝

愛憎は懲り懲りだ

もう終わっていいかな

酷な人生

僕を抉るさんざめく声も

僕を庇う歪んだ声も

悪意も善意も擦り抜ける心

何故なの

教えてよ

僕に

僕に

ねえ、教えてくれよ

慈悲に満ちた優しい目を

僕に向ける記憶の母

孤独、裏切りに荒んだ今日は

僕の頬をいたく撫でる

昔、伽藍堂に咲いた花

蹴られ穢れ焼け落ちて

諦観も瞬間で染み付いた身体

背後霊憑かれ引き摺って

ああもうこんな僕には

疲れちまった yeah

逃れたい、終わりたい

この世界よ

おやすみなさい

雁字搦めルサンチマン故に

絞首台向かう朝

愛憎は懲り懲りだ

もう終わっていいかな

酷な人生

僕を抉るさんざめく声も

僕を庇う歪んだ声も

悪意も善意も擦り抜ける心

何故なの

教えてよ

僕に

ねえ

教えてくれよ

愛した懐かしい温もりだって

愛そうとした春の温もりだって

冷え切った御影石と花に消えた

僕はこの街を出て

独り、土に還る

もう誰にも迷惑をかけたくないんだ

だから

僕を愛さないで

いっそ嫌ってくれ

助けないで

声をかけないで

忘れてくれ

記憶から僕を

殺してくれ

  • 作詞

    NATSUMI

  • 作曲

    NATSUMI, USAGUILTY

少年の死は偶然だったのか。のジャケット写真

USAGUILTY の“独白”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

自ら死を望んだ一人の少年を通して現代社会に蔓延る狂気を描いたUSAGUILTY初のコンセプトアルバム。
音楽性も洗練され、USAGUILTYの集大成と呼べる作品である。

アーティスト情報

USAGUILTY

"