Lyric

目覚ましに 追われて　飛び出す 街の朝

息を整える まもなく　人波に 消えていく

「今日こそは」と 胸に 刻むのに

心は まだ 置いてけぼり

あれも これも　掴めない まま

焦りだけが　募っていく

駆け抜けろ　終わりの 見えない 迷路でも

転んだって　笑い 飛ばして しまえ

光と影を 抱きしめながら

アタフタでもいい　僕は 僕を 走らせる

書類に 埋もれた声　鳴り止まぬ ベルの音

ひとつの ため息が また　空に 溶けていく

「これでいい？」と 問いかける たび

答えは まだ　遠く 霞む

悔しさ さえ　力に 変えて

胸の 奥で　音が 鳴る

駆け抜けろ　出口のない 迷路だと しても

転んだって　夢を 笑うなよ

涙も 痛みも 連れていけば

アタフタでもいい　明日へと 繋がる

立ち止まる ことすら 怖くて

でも それも 僕の 証拠だろう

不器用な ままでもいい

心臓の リズムが 合図だから

駆け抜けろ　何度でも やり直せばいい

迷っても　走り 続ければいい

光と影を 抱きしめながら

アタフタでもいい　僕は 僕を 走らせる

眠りの 中でも　まだ 走ってる

それでも 明日へ　奔走していく