Lyric

こんな私で恐縮ですが、あなたを好きになりました

拗らせないように関わらないよに、これにてサヨナラ鳳仙歌

言葉になんてするはずもないけど、あなたを好きになりました

「人間強度が低すぎる」って、お前が言うな世界の果て

寄らないで逃げないで、思わせぶりヘラヘラ

挙動不審無関心、一人きりワンダラー

縦巻き左巻きメンヘラシンデレラ

見つめてる見られてる深淵の奥から

血は流れつづけてたんだよ、気づかないふりをしてたんだよ

触れないで探さないで手遅れだけど逢いにきて

妄想程度に想うだけだけど、あなたを好きになりました

「ATフィールド出力不足」て、お前が言うな異界の果て

誰にも知られない、これからもアングラ

飛ばされ落とされて流れついてドンブラ

願いを唱えても叶わない曼荼羅

忘れたはずなのに不意に開くパンドラ

血は流れつづけてたんだよ、気づかないふりはやめたんだよ

触れたくて応えたくて最終話だから抱きしめて

たとえ人が愚かで救われぬ生き物だとしても

その憧れは根をはり胸焦がすだろう

雲間から伸びてる一筋の光のように

決して掴めない眩しい希望だとしても

血は流れやがて花になる、咲き誇る赤い記憶鳳仙花

いつの日か旅路の果て絶唱挽歌響かせて

いまわの際さえ彩って

こんな私で恐縮ですが、あなたを好きになりました