Lyric

矛盾など何一つない

そんな部屋で

君と僕はひとりぼっちさ

ああ 傷だらけで治りやしない

お互い様だ

誰かが君を呼んでる

戸惑いながら声のする方へ

お互いひとりぼっちだから

止める術はないように思えた

この手を延ばせば

君の手に届くのかなあ

半ば賭けのつもりで

君の名前を呼んだ

ああ 君のままでいい

そのままでいい

変わらなくていい

笑わなくていい

愛さなくていい

愛せなくていい

泣いたっていい

だから行かないで

少しずつ夜が明けていく

寝息を立てる君を撫でていた

いっそこのまま二人で

死んだほうがいいように思えた

それから朝日が

君を包むように照らす

二度と喪うものか

誰にも奪わせやしない ああ

ああ 二度と怯えないように

君のままで 笑えるように

この世界を愛せるように

どうか神様

彼女を連れていかないで

君のままでいい

そのままでいい

僕もきっと僕のままでいい

愛さなくていい

嫌われたっていい

だから君に笑ってほしい

ねえシルヴィ 目を覚まして