風痕のジャケット写真

歌詞

風痕

高宮ルアリエ

暁の裂け目に 息を殺して

砕けた夢の欠片を 爪で掬う

遥か彼方の 名もなき叫び

風が髪を攫い 虚空に溶けた

錆びた街の脈 闇が這う

忘却の淵で 足跡が喘ぐ

風が刻んだ 刹那の旋律

胸の深淵で まだ疼いてる

触れれば儚く 星屑のように

それでも確かに 此処に在った

薄紅の夕陽 地平を染めて

古の記憶が 砂塵に還る

無理に笑顔を 仮面に変えて

心の軋みを そっと抱きしめた

途切れた誓い 風に散らされ

あの日の残響が 空を彷徨う

風が刻んだ 刹那の旋律

胸の深淵で まだ疼いてる

涙を隠さず 夜に解き放て

その痛みさえも 風が抱く

星のない空に 孤独が響き

凍てつく夜が 心を刺す

それでも進む 見えない未来へ

風が囁く お前はまだ生きてる

砕けた希望が 月光に揺れ

運命の糸を 指でたぐる

流れる雲は 天の傷跡

光と闇の狭間に 魂が踊る

終わらない旅の 果てに何がある?

風が知るだけ その答えを

風が刻んだ 永遠の詩

いつか誰かが その音を拾う

消えたようでいて 決して消えない

この胸の奥に 風痕を刻む

風よ運べ この魂の欠片

無限の彼方へ 響き続ける

風痕よ鳴れ 時を超えて

私の存在を 永遠に刻め

  • 作詞者

    Azure Locus

  • 作曲者

    SUNO

  • プロデューサー

    Azure Locus

  • ボーカル

    高宮ルアリエ

  • ソングライター

    Azure Locus

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    風痕

    高宮ルアリエ

胸の奥に残る風の痕跡を巡る、少女の物語を描いたエモーショナルなロックチューン。
かつて風の災厄を封じた一族の末裔である少女は、静かな村で暮らしていた。しかし、封印の気配が揺らいだ夜、失われた記憶とともに世界に再び風の脈動が広がり始める。
少女は胸に残る痛みと向き合いながら、何かを取り戻すように歩き出す。風が髪を攫い、過ぎ去った想いの輪郭だけがそっと心に触れる。
和のニュアンスを含む繊細なメロディと、疾走感あるロックサウンドが交錯し、彼女の始まりの章を鮮やかに描く。
高宮ルアリエの透明感と力強さを併せ持つボーカルが、過去に刻まれた風痕をそっと呼び覚ます、アニメ第一期OP風のドラマティックな一曲。

アーティスト情報

Celestial Pulse Line

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