Kazenomushi Front Cover

Lyric

Kazenomushi

Youraiken

風に吹かれ 舞う砂と花びら 埋める歩道

そこら一面 春のむしろ

風に吹かれ 羽織るシャツ ひらひら靡く裾

踏み慣れた地面 晴れた日曜

まだ肌寒いこの街の四月

日向を伝う あの日の陽炎

公園通り 市電見送って

歩いていた 手をつないで

あれから随分時は経って

見える景色も変わっていったよ

風に吹かれ 運ばれた シャボン玉

乗せた 希望

ありふれた日の 確かな一秒

二人 影鬼 窓ガラスに

映ったまま 焼き付いたら

偶然振り返った向こうに

フライバイ 君を見つけた

ひとつ漂う 雲みたいに

浮かんだまま 溶けない未来だ

ローリング ローリング

転がる石なら

丸くなった 角もない模様

鼻に残る 愛したら

どんな景色も忘れないだろ

桃源郷に 欠伸をしながら

遅くなった 一先ず乾杯

ただ居残る 毎日から

描いた空 振り出しじゃないよ

振り出しじゃないよ

踏み出した 迷子

降り差した 太陽

  • Lyricist

    Genki Kamada

  • Composer

    Genki Kamada

Kazenomushi Front Cover

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