

昨日を一枚めくったら
快速は今日もおくれてる
改札前の学生は
昨日の続きで笑ってる
僕の端末 連絡先
ひとつ飛ばして 白くなる
妙に綺麗な空欄を
指でなぞって閉じておく
発車ベル 誰かの足音が
ひとつだけ 足りないな
まあいいか
世界はちゃんと回っているから
僕の知らない誰かも
今日を使い切っていく
それなのに
足りないことは通り過ぎてる
大人になることって
こういう事かな
いつもの四人掛けの席
三人でちょうどいいみたい
カバンは床にあるのに
誰も端へ詰めようとしない
集合写真を広げたら
肩に置かれた僕の手が
誰にも続かず宙に浮く
「よく撮れてるね」と
みんな笑った
チャイムが鳴る 誰もいない席に
プリントが 余ってる
どうしてだろう
世界はちゃんとできているのに
数え直せばいつだって
ひとつ余ってしまう
捨てられるほど
軽くもないのに飽きたりして
誰にも言えない秘密が
また一つ増えてく
もしかすると
欠けたんじゃなく
増えたのかもしれない
僕のほうにだけ
誰も知らない昨日が
僕にひとつ多いなら
この空白にも
名前がつくだろう
まあいいか
世界がまだ回っているなら
名前の消えた空欄も
そのままでいい気がする
今日の次には
誰かのいない明日を
僕はまだ知らない
あの改札の向こう側
まあいいか
世界はちゃんと回っているから
僕の知らない誰かも
今日を使い切っていく
それなのに
足りないことは通り過ぎてる
まだ聞こえる
足りない足音が
夢のような今日を辿っていく
- 作詞者
UFCOK
- 作曲者
UFCOK
- プロデューサー
UFCOK
- ボーカル
UFCOK

UFCOK の“ひとつ足りない”を
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ひとつ足りない
UFCOK
世界は今日も、何事もなかったように回っている。
「ひとつ足りない」は、いつもと変わらない日常の中に残された、小さな違和感を描いた楽曲です。
ひとつ飛ばされた連絡先、三人でちょうどよくなった四人掛けの席、行き場を失った集合写真の手。
確かに何かが足りないはずなのに、誰もそれを不思議には思わない。
軽快で爽やかなバンドサウンドの中に、喪失とも記憶とも言い切れない感情を閉じ込めた、UFCOKのオルタナティブ・ロックナンバーです。
アーティスト情報
UFCOK
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