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音響と映像によるパフォーマンスを見せる2人組ユニット、akisaiのセカンドアルバム「images」。
前作のギターやピアノ、シンセサイザーを中心にした楽曲構成のスタイルを引き継ぎながらも、トランペットやフルートといった管楽器の比重を増やした意欲作です。幅広い音楽的バックボーンを持つ鈴木(音楽担当)が多種の楽器を用いる事により表現力豊かな作品に仕上がり、「akisaiの音楽」の基盤を築いた事を感じさせるだけでなく、今後の展開を期待させる作品となっています。
DVDには、akisaiの追求する世界観の中で重なり絡み合うヴィジュアル的要素とサウンド的要素が創り上げる抽象的イメージを、別視点から再構築する事をコンセプトとした31分に及ぶ映像作品「re:qualia」を収録。
今作「images」より「bless」、「mistygray」、前作「colors」より「theory」の3楽曲を元に構成され、それぞれの楽曲の持つサウンドイメージを中家(映像担当)が感覚的にヴィジュアルイメージとして昇華し、1つの不可視な糸として観る者の深層にある感覚に対して結びつき、感覚相互のつながりによる新たな共有概念を生み出す可能性を模索しています。
imagesというタイトル通り、音楽と映像による対話を常に試みてきた軌跡によって生まれた作品は、聞く者の想像力を豊かに刺激します。
前作に引き続き、A&Rを小瀬村晶、マスタリングエンジニアを井口寛、写真・アートワークを菊地慎が担当しています。
東京を拠点に置く中家紘一と鈴木要による映像 / 音響プロジェクト。 個々の活動と平行して自由で実験的な作品制作の場として活動を開始し不定期に作品を発表する。 結成当初より、実写•グラフィックを重ね合わせた繊細かつ大胆で多彩なビジュアルイメージと、エレクトロニカ、アンビエント、 生楽器など様々な要素を取入れた音楽性を融合させた分野の枠を超えた作品展開を続けている。 近年では実時間・即興性などを重視したパフォーマンス的要素を取り入れた新たな表現の形を構築し、 視覚的要素と聴覚的要素が交差する独自の世界観に包まれた空間演出を行う。 今後は、実験的な表現を追求し作品制作を継続していく中で、様々な分野に関わる表現者•空間との、感覚を共有する新たな試みも目指していく。 2014年3月、SCHOLEより1stアルバム「colors」リリース。
schole