歌詞

過ぎ去った呟きはとうに暮れ

大半は大衆に踏み潰され

与えられた呼び名をひけらかし

歳をとった装いでまた呟くのさ

それなりに乱暴な自信を持って

歩んできた道を思い返す

解吐けず恥を知った昨日から抜け出せず

目の前の秒針を眺めていた

最近のことと言えば

桜の舞が羨ましかった

此処に来ても後ろを見てた

数年前の、夢の中へ

街中を包み込んだ春の風

俺だけをあしらい　はるかと遠くへ

目を逸らせば　棘のついた言葉たち

それたちも　風のよう過ぎ去ってくれ

最近のことと言えば

迎える朝に怒号を放った

追い越してもまだ、後ろを見てた

数年前の、夢の中へと

変わりのない一月だけを

繰り返す日々から北へ向かった

図鑑に載ってない花を探そう

数年先の、夢の中へ