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伝統をいまに受け継ぐ音楽を。親しみやすいサウンドで民謡を世に発信しているEzo’n。 そのメンバーである津軽三味線新田流二代目の新田昌弘、和太鼓しんたによる『軌跡』は、和楽 器で創り出す現代的かつ生々しいサウンドをテーマとしている。 三味線や和太鼓といえば、昔からある和のイメージが強い楽器なので、ソロの曲については、そ れぞれの持ち味であるダイナミックさや繊細さを感じさせる。目を閉じればすぐ目の前で「叩い て」いるかのよう。空気をつたい、心に届く響きが魅力。 一方、現代的なピアノやヴァイオリンなどの西洋の楽器が加わることで、同じ音でも響く音色がま るで違う。三味線と和太鼓その二つが織りなす音がさらにいきいきと輝きをみせるのだ。 青森県津軽に伝わる津軽三大民謡の一つの「津軽じょんがら節」や、その音色に哀愁のこもった 「弥三郎節」。古くからある民謡は、その力強さと繊細な音の動きでいまを生きる人へ忘れては いけない心を教えてくれる。
それに加え、アップテンポでモダンな「JUNK FOOD」、歩み進める壮大な物語を思わせるよう な「東(あずま)の道」などがある。このような現代的な曲は、「むかし」と「いま」の「共存」 をあらわしているかのよう。お互いの良さを際立たせ、その存在を認め合い、共に手を取り合う 「共存」。先人たちが教えてくれた音楽を私たちはその足跡をたどりながら、いま大切にしたい 心を加えて新たなものに形を変える。 音楽は国境を超えるというが、この『軌跡』もまた日本のみならず、世界へその想いを音にのせて 聴く人々の心に届くだろう。