歌詞

今年の七夕は曇り空で

織姫様たちは会えたのかな

湿度は高め、街灯に羽音

アスファルトに向かうため息

「次はー…」口に出すと遠いね

スマホに打ち込む共有のスケジュール

ハートの絵文字がちょっと寂しくて

でも嬉しくて三度見

会えなくてこんなに寂しくさせてんのに

「会えるのが嬉しいの」って笑う君が

眩しくて優しくて大好きで切なくて

もっと大きな幸せを運ぶから

「僕の織姫」は何をしてる？

湿っぽい風は何を運ぶ？

同じ夜空の下で僕らは

羽を広げるカササギを待つ

こんなに愛しいって思える

こんなに愛されている

幸せってこんな形なんだね

会えない時間も、大きく育っていく

感情が涙になりやすい君の

泣き顔は僕が全てから守るよ

大きくてキレイな目、少し透けた前髪

明日はやっと君に会える日だね

「あなたは私の彦星様！」って

君が笑ってくれるから

あの青い星に負けないように

君と並んで歩いて行けたら

「おはよう」って手を振る、眩しい笑顔が

星よりも輝いて僕を照らしてる

写真より、記憶より、5秒前より可愛い君が

「あなたに会えて幸せ」って

僕の胸で笑ってるから