somewhere studios, nowhere campbell.のジャケット写真

歌詞

日向

カンベル

カンベル「日向」

火を付け深く吸う嫌悪。

日差しを翳した日陰の音。

冷える手、懐に添えて下ろして居た視線。

独り言も宛の無い便箋。

其れ以上、以下でも無い言葉。

陽の影も当たらない日向。

好んだ矛盾。何処でも孤立。

繰る純文学に過ぎる分。

失くした物「数で数えない気持ちが如何?」。

嵩張る本。遠くの方、霞の方角へ向かう歩。

並んだ歩道。

黙った程、思いを引き摺り歩いた鼓動。

大事な人、解いた糸。

不図、考え込む死んだ後へと響く音。

何れも長くなる関係。

手繰り寄せる縁。手に鳴る弦。

明かす文面、独白する。

最善、罰引く線。子供と同じの癖。

開ける扉。己れの在り処、話す晩隣りに添える花。

消えずに絶えず孤独蝕んだ心。曙に染まる色。

火を付け深く吸う嫌悪。

日差しを翳した日陰の音。

冷える手、懐に添えて下ろして居た視線。

独り言も宛の無い便箋。

其れ以上、以下でも無い言葉。

陽の影も当たらない日向。

好んだ矛盾。何処でも孤立。

繰る純文学に過ぎる分。

近付け深く見る心。

灯りを灯した瞳の底。

巡り会う袂を連ね重ね合わす視線。

外した腕。御前と己の目。

其れ以上、言葉だけじゃ足りない。

此れ以外もう何も満たせやしない。

選んだ孤独で居る不純。

矛盾する分、殊に翳す布。

火を付け深く吸う嫌悪。

日差しを翳した日陰の音。

日増しに広がる影の境目。

名の無い題名。情景、記憶の断片。

火を付け深く吸う嫌悪。

日差しを翳した日陰の音。

冷える手、懐に添えて下ろして居た視線。

独り言も宛の無い便箋。

  • 作詞

    カンベル

  • 作曲

    906 / Nine-O-Six

  • プロデューサー

    906 / Nine-O-Six

  • ラップ

    カンベル

somewhere studios, nowhere campbell.のジャケット写真

カンベル の“日向”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

こけしスタジオ

"