カンベル「心」
*
心と心繋ぎ合わせ。
言葉に出来ず合わした視線。
通す針、糸重ね合わせ。
仕合わせる布へ伸ばした腕。
愛を懐、向かい合わせ。
連ねる袂、巡り合わせ。
互い違いでも縫い合わせ。
仕合わせる布が温める手。
降った粉雪も吐息。霜が立つ夜更け。
闇へ白点、凝っと覗く目。
暁に晩年、束の譜面。
御前と己れ番の結び目。
隣り合わせ、覚えは横顔。
帰り話せずに歩いた歩道。
翳す雫へ頬拭く手拭い。
御前だけの詩を書くも誓い。
遠く呼ぶ声。後へ響く弦。
重ね重ね嵩んでく罰点。
傘へ時雨、日陰へ燈、凍る心へ悴んだ指。
己れ等死んで別れては会う縁。
何れ左様なら過ぎ去る突然
乾涸びる花、霞む朧げ。
儚さも永遠。
*
心と心繋ぎ合わせ。
言葉に出来ず合わした視線。
通す針、糸重ね合わせ。
仕合わせる布へ伸ばした腕。
愛を懐、向かい合わせ。
連ねる袂、巡り合わせ。
互い違いでも縫い合わせ。
仕合わせる布が温める手。
嗄れた声で御前を近くに寄せる。
咲く水仙、黄色落とした季節へ。
記録断片。鍵穴を開ける。
表に白が積もる木は松。
剥がす戸惑い。丸の月が宵。
明かした思い。詩で刺す最愛。
待ち合わせの先に訪れ。
朝に花の芽が出ると雪解け。
心ごと奪い去った鼓動。
此処へと言葉の以上の物。
御前が居てくれる晩冬。
絶えず孤独と廻る業。
己れの音、胸許叩く戸も鳴り止んだ頃。
*
心と心繋ぎ合わせ。
言葉に出来ず合わした視線。
通す針、糸重ね合わせ。
仕合わせる布へ伸ばした腕。
愛を懐、向かい合わせ。
連ねる袂、巡り合わせ。
互い違いでも縫い合わせ。
仕合わせる布が温める手。
*
心と心繋ぎ合わせ。
言葉に出来ず合わした視線。
通す針、糸重ね合わせ。
仕合わせる布へ伸ばした腕。
愛を懐、向かい合わせ。
連ねる袂、巡り合わせ。
互い違いでも縫い合わせ。
仕合わせる布が温める手。
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906 / Nine-O-Six
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