歌詞

カンベル「純粋美」

最遠、伴奏、純文、手の箋。

生前、純粋、美の詩を全編。

死ぬ際、途切れ、句読点。

現在、朱色の晩秋、背景。

＊

純文詩、譜面、文身、執筆、生前。

晩年、死後老う盆栽、剪定。

手の箋、生涯を記載、書籍。

死ぬ際、現在、過去と未来。

嫌疑、責罰、罪安、細君。

存在、最愛。差異無い境遇。

突然、永逝。当然、同心。

途切れ、句読点、罫線、叙事詩。

凝っと朝靄の晩冬。

霜枯れた歩道。上色、曙。

連れ合い、同文。

己れは御前分、等に御前は己れの分の理由。

兼ね合い大層、大事した意見。

互い認め合いと理解、以前。

差しで昔に話し合う意思。

同等、態度、向かい合う同心。

如何無い等身。触れ合う体温。

罪を連ね合い嵩張る過去。

「何れの後付け？何処置き忘れ？」。

何れ死ぬ迄の関係性。

別々の事情、環境の違い、感情、心境、言語や行為。

現在、己れ此の場謳う意味合い。

存在、関わり合いへの情愛。

＊

純文詩、譜面、文身、執筆、生前。

晩年、死後老う盆栽、剪定。

手の箋、生涯を記載、書籍。

死ぬ際、現在、過去と未来。

嫌疑、責罰、罪安、細君。

存在、最愛。差異無い境遇。

突然、永逝。当然、同心。

途切れ、句読点、罫線、叙事詩。

最遠、伴奏、純文、手の箋。

生前、純粋、美の詩を全編。

死ぬ際、途切れ、句読点。

現在、徒歩での晩春。

水面、雨点、睡蓮。

凛とした梅も枯れ花知らせ。

晩成、痩せた細い手も同然。

羽織や半纏、折り合い修繕。

意味合い、要。

同縁、関係。死後、尚永遠。

線香と骨、生きて来た過程。

相違似た癖。意思を言付け。

死ぬのは前提。記しを文献。

己れが居た時分、在るだけの物。

特別な理由、手元、己れの文。

同封、封筒。朝成る灰色。

凍結、不意に突き放した不当。

歳老いる程に凍える心。

冷たい指先に寄せる衣。

質素な願望。結実を祈祷。

決別、横溢。心境を不図。

＊

純文詩、譜面、文身、執筆、生前。

晩年、死後老う盆栽、剪定。

手の箋、生涯を記載、書籍。

死ぬ際、現在、過去と未来。

嫌疑、責罰、罪安、細君。

存在、最愛。差異無い境遇。

突然、永逝。当然、同心。

途切れ、句読点、罫線、叙事詩。

最遠、伴奏、純文、手の箋。

生前、純粋、美の詩を全編。

死ぬ際、突然、途切れ、句読点。