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歌詞

後書き

カンベル

カンベル「後書き」

もう戻る事の無い町での再会。

時下は違う連れ添いと誓い合い。

大概、晩成。雹降る大安。

最遠、死後へ残る墨、音盤。

寒暖差は体、白奪う温。

無い物等、愛情も空っぽ。

感情論上「気持ちが如何?」。

大切にした事、個々の事情、環境、生まれ育ちの土地や家庭、目や肌の色に国籍、年齢、性別、価値観、教育、文化、経過に結果、理由付けや意見、大事な女、連れ等に仕事、子供達へ希望、此処無くなる物。

消さない為の音も独り言。

心犯す病い。他意は疑問。

己れが詠う意味合い「死んだら如何?」。

「遠くになる程、何故側に思う?」。

大事な奴等、然るべき同縁。

束の譜面、宛名は無い便箋、封する封筒。

己れが居た証拠、大層な文学紙紡いだ多奏。

嵩張る数、孤独揺らす結晶。

針刺す墨、墨汁を磨り清書。

泣き噦る歩道。手拭い拭く頬。

話すだけ余計、黙る程に添う。

皐月、如月に死を記載する詩。

銀杏、四季に嵩む日に沁む芯。

同心、袂。懐仕舞う恩。

手に有る物、大切な人々。

殊に後へと残す跡が意思。

此処へと証。不図、独り淋しい。

もう先には死なないでくれ。

どうせ戻らない。何処置き忘れ。

突然訪れる死ぬ事、同等。

道中異なれど同じ冪等。

線香と骨、黙祷、永遠。

心を便箋、後に引く別れ。

己れも何れは死ぬ。

死んだ後、身内への思ひ鳴り響く音。

**

己れが生きる意味合い、御前等の愛。

遠に生き急ぐ歩の側に思う。

大事な奴等、他に何にも無い。

己れだけでは意味無い、命の詩。

己れと生きる連れ合い「如何在りたい?」。

何も話さないで見せる情愛。

言葉じゃ無い形で恩返し。

幸を願う末永く続く詩。

最層、最愛の思ひも重い。

添う確かめ合い、そう大差も無い。

罪安、妻を連ね愛、袂。

財産、斎へ向かい無い「死後、如何?」。

連れ合い、遠に己れの歩急ぐ道。

年老いる事、死んだ人の戸。

側の人の手落ち着かした鼓動。

言葉無くして黙り込んだ事。

己れが詠う意味合い「死んだら如何?」。

「遠くになる程、何故側に思う?」。

大事な奴等、然るべき同縁。

束の譜面、宛名は無い便箋、封する封筒。

己れが居た証拠、大層な文学紙紡いだ多奏。

嵩張る数、孤独揺らす結晶。

針刺す墨、墨汁を磨り清書。

  • 作詞

    カンベル

  • 作曲

    906 / Nine-O-Six

  • プロデューサー

    906 / Nine-O-Six

  • ラップ

    カンベル

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アーティスト情報

こけしスタジオ

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