NO無い感情のジャケット写真

歌詞

かまぼこキック

Yuuhi

笑われたっていいと思った

あいつが泣いてた あのときだけは

強くなんてなれなかったけど

何もせずに背中は向けたくなかった

壊れるほどの力なんてない

でも握ったこぶしは震えてた

勝てるかどうかじゃなくて

逃げたらもう二度と戻れないって思った

ヒーローじゃない

守り方なんて知らない

でもこの手が

誰かの涙止めるなら

転んでも 泥まみれでも

間に合わなくても 間違えても

走った心はちゃんと届く

それだけ信じて蹴り出した

傷つくことが怖いんじゃない

守れない自分が怖かった

情けなさごと拳に込めて

今、飛び込んだ

学校じゃ習わなかった

痛みの分け方も、怒りの抜き方も

だけど、あの笑顔を守るには

この足しかなかった

バカみたいだって思われても

それでもいいって初めて思えた

負けるのは怖くなかった

忘れるのが いちばん怖かった

間に合わないってわかってても

逃げないって決めたんだ この場所で

弱さを知ってるこの足だけが

まっすぐ向かえる気がした

痛みも後悔もひっくるめて

全部、お前のためだった

伝わらなくてもいい

それでも ここで叫ぶ

転んでも 泥まみれでも

守りたかった それだけだった

  • 作詞者

    Yuuhi

  • 作曲者

    Yuuhi

  • プロデューサー

    Yuuhi

  • ギター

    Yuuhi

  • ベースギター

    Yuuhi

  • ドラム

    Yuuhi

  • キーボード

    Yuuhi

  • ボーカル

    Yuuhi

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「NO無い感情」は、言葉にできない感情をあえて“無い”と定義した矛盾から生まれる、心のノイズと静寂を描いたコンセプチュアル・パンクロックアルバム。
真っ白な宇宙服、無機質な部屋、どこにもない感情。抑圧された衝動を静かに、でも確かに訴える歌声と、シンプルながらも突き刺さるビート。
“叫びさえも、もう出てこない” そんな時代に生きる、すべてのあなたへ。

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