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朝が来ることさえ、ただの“暴力”に思える日がある。
無邪気な陽の光は、疲れた心を知らずに照らし出し、
動けないままの自分に「それでも起きろ」と命じてくる。
『マドロミノフチ(まどろみの淵)』は、そんな"目覚めたくない朝"に寄り添う音の詩。
何も変わらない日々、繰り返される望まぬ現実。
それでも人は、布団の中の暗闇に、ほんのひと時の安らぎを見出す。
心がまどろみと現の狭間に揺れながら、
ただ「もう少しだけ」と願う――。
この楽曲は、焦燥と静寂、絶望と微かな祈りが交錯する、
**“時間の波に身をゆだねるようなサウンドスケープ”**として仕上げました。
光の強さに疲れたすべての人へ。
この曲が「無理に起きなくてもいい」と囁く場所になりますように。
**SEIMEI(セイメイ)**は、音を通して“もうひとつの現実”を描く。 所属プロジェクト EASYGOING47 は、個の持つ断片的な記憶と感情で構成された音の実験場。現実と幻想のあいだにある「心の余白」、孤独や混沌にそっと触れるような作品を主とし、"誰かの現実に寄り添うための音楽"を制作している。 「音は無機質でも、そこに込められた意図は人間の温度を持つ」と信じ、活動を続けています。 個の先にある感情、そして共鳴――その狭間に耳を澄ませていただければ幸いです。
EASYGOING47