

朝焼けのホームで そっと息を吸った
駅まで競争して 笑い合ったあの坂道
風に揺れるポニーテール
それだけで なんだか泣きそうで
昨日のミスも 不安な明日も
キミといれば ちょっと平気だった
スニーカーと空 響く鼓動のリズム
ありふれた毎日が キラキラしてた
転んでついたヒザの傷が
なんだか誇らしくて
わたしはわたしでいたかった
購買のアイス半分こ 小さな約束
ジャージの背中に書いた 誰にも言えない夢
すぐに届くと思ってた
まっすぐに信じていた
眩しい季節に 置いてきた声
ふとした瞬間 よみがえるんだ
スニーカーと空 伸ばした手の先に
触れたのは 希望か切なさか
名前もない風が吹いて
ふたりの背中押した
あの日の空は 今も青いまま
夕暮れに染まる教室
机の落書き 消えないように
忘れたくない想いだけ
胸にしまって 歩いてく
スニーカーと空 駆け抜けた日々は
アルバムの中じゃ収まらない
涙も笑い声も全部
キミと交わした奇跡
きっと、あれが"始まり"だった
白い雲が流れてく
あの空の下で また、笑えるように
- 作詞者
SMIRE
- 作曲者
SMIRE
- プロデューサー
SMIRE
- ボーカル
SMIRE

SMIRE の“スニーカーと空”を
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- ⚫︎
スニーカーと空
SMIRE
SMIRE「スニーカーと空」
――あの青空の下、私たちは確かに“はじまり”を踏みしめていた。
何気ない日々の中にこそ、忘れられない奇跡が宿っている。
「スニーカーと空」は、そんな“青春”という名の魔法を、そっと音楽で描き出す一曲。
SMIREがまっすぐに歌い上げるこのバラードは、どこまでも澄み切った空と、あの日の笑い声と、取りこぼした涙までを、まるごと心に響かせる。
駆け抜けた日々は、アルバムに収まりきらない。
イントロから流れるのは、まるで朝焼けのプラットホームで吸い込むひんやりとした空気。
靴音、ポニーテール、あの坂道。
どれも“特別じゃないはずの”毎日だったはずなのに、SMIREの声が添えられることで、そのすべてが宝物のように輝き出す。
歌い出しの「朝焼けのホームで そっと息を吸った」──その一節がすべてを物語る。
その静かな瞬間には、希望も不安も、始まりも終わりも詰まっていた。
「昨日のミスも 不安な明日も キミといれば ちょっと平気だった」
そんな歌詞のように、この曲は、どこか不器用なまま誰かと歩いてきた日々を、やさしく抱きしめてくれる。
“傷”は、誇らしい証になる。
コーラスでは一気にエモーションが加速する。
「スニーカーと空 響く鼓動のリズム」
「転んでついたヒザの傷が なんだか誇らしくて」
それは、自分らしくいられた証であり、青春のまんなかを全力で走った証でもある。
この曲の最大の魅力は、飾らない言葉の強さ。
ジャージの背中に書いた“誰にも言えない夢”、購買で分け合ったアイス、教室の落書き。
どれも派手ではない。けれど誰の胸の奥にも眠っている記憶たちだ。
今も、あの空は青いまま。
時間が経っても消えないのは、「風に揺れるポニーテール」を見た時の胸のきゅっとする感じや、ふとした瞬間によみがえる「置いてきた声」。
だからこの曲は、過去を懐かしむ歌ではなく、今を抱きしめて未来に向かう歌だ。
ブリッジでは、夕暮れに染まる教室が静かに映し出される。
「忘れたくない想いだけ 胸にしまって 歩いてく」
その言葉は、今を生きるすべての人へのメッセージであり、未来へ向かう背中をそっと押すやさしい背風だ。
“始まり”だったと、ようやく気づけた今。
ファイナル・コーラスは、歌のすべてを集めて放つクライマックス。
「涙も笑い声も全部 キミと交わした奇跡 きっと、あれが“始まり”だった」
青春を“終わり”として描くのではなく、“始まり”として定義する。
だからこそ、この曲は切なさだけで終わらず、未来へと希望を繋げるバラードとして完成されている。
SMIREの声が描くのは、記憶じゃない。“感情そのもの”だ。
透明感あふれるボーカル。
抑揚のあるメロディライン。
ピアノ、ギター、空気感までも含めて、“情景が見える音楽”となっている。
この「スニーカーと空」は、映画のような1曲。
風を感じ、空を見上げ、誰かを思い出す。
そして思い出すだけでは終わらず、「私もまた歩き出そう」と思わせてくれる──そんな音楽。
“普通”だったはずの日々が、いつの間にか“かけがえのない宝物”になっていた。
SMIREは歌う。「わたしは わたしでいたかった」と。
それは、今の自分を受け入れ、認め、そして未来へ進む覚悟の言葉でもある。
「また、笑えるように」──
この曲を聴き終えたあと、そう願わずにはいられない。
SMIRE「スニーカーと空」
――忘れられない“あの青”が、また胸を震わせる。
過去を懐かしむためでなく、未来を生きる勇気のために。
この1曲が、きっと誰かの“歩き出すきっかけ”になる。
アーティスト情報
SMIRE
こんにちは、すみれです!私は「世界中に笑顔とハッピーをお届けしたい」――その一心で、日々活動しています。音楽には、人の心を温めたり、励ましたり、時にはそっと寄り添ったりする不思議な力があると思っています。だからこそ、私の音楽を通して、みんなの心が少しでも明るくなったり、元気になれたりするように、心を込めて一曲一曲を届けています。 毎朝、TikTokにて新しい楽曲をリリースしています。日々の暮らしの中で、ちょっとした癒しになったり、背中を押す存在になったりするような曲をお届けしたいと思っています。特に好評だった楽曲はフルバージョンとして厳選し、より深く楽しんでもらえるようにしています。音楽を通して、みんなと心がつながる瞬間が、私にとって何よりの幸せです。 私の歌を聴いて、ちょっとでも「今日も頑張ろう」って思ってもらえたり、「なんだかほっとするな」と感じてもらえたりしたら、それが私の一番の願いです。どんな日も、音楽がそっと寄り添い、あなたの心を温かく包み込めるように。 これからも、たくさんの笑顔とハッピーを届けられるように頑張ります!ぜひ、私の音楽を聴いて、一緒に楽しい時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。いつも応援してくれるみんなに感謝を込めて。ありがとう!
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