Lyric

25時 私だけの部屋

世界から隔離されている

混沌とただ歪んでいく

世界なら寧ろそれでいい

嘘と本当の狭間

私はただ一夜二夜と

行き場の無い夜を浪費する

そっと眠り薬は流れていく

口元から喉へ喉から肺へ

微睡で切れる息と視界

明日の朝は

来てくれるのでしょうか

25時窓を叩く雨

「生きてるよ。」

消えそうな声で

返事した私は今夜も

世界から隔離されている

白と黒の絵の具が

雨の音に混ざり灰色

青くはなれない 悲しいけど

今日も眠り薬は流れていく

口元から喉へ喉から脳へ

薄れゆく意識の最中に

明日を夢見る私は何色？

夢と現実をただ

つまらないB級映画のように

ぼんやり眺めているだけ

26時効かない眠り薬

早く私を夢へといざなってよ

幸せな夢じゃなくていいよ

朝が来てしまう前に

ほら

そっと眠り薬は流れていく

口元から喉へ心臓の奥へ

微睡が支配する意識

明日の朝は

きっと訪れないでしょう

これが最後の眠り薬