CYCLESのジャケット写真

歌詞

幻影彼女 (feat. 初音ミク)

らいおお

プログラム全盛期

ここはすべてがオートメーション

二十一世紀は

随分前のデータファイル

僕は過去に行く

流行りの

バーチャルシミュレーション

そしてキミに逢うんだ

0と1の幻影に

時代は改変の真っ只中

通信は4Gで不便だけど

この世界は美しい

誰もが今を生きいてる

すれ違う人波を掻き分けて

僕の前にキミは掛けてくる

このシーンを見るの何度目だろう

不意に目を泳がせたから

不思議そうに小首傾げる

キミは「…」

人混みのスクランブル

空には何も飛んでなくて

地下鉄でRound &Round

すべてがリアルに思える

嬉しそうな顔が見たくて

お決まりの台詞を並べたら

いつものようにキミは何度目だって

変わらず同じ顔をした

何かを隠すような笑顔

そろそろお別れをしなくちゃ

データにこの先はないはずだから

キミの匂いも体温も全部

幻に過ぎない

ただの情報だから

でも

消えてく世界の片隅に

寂しそうに呟くキミがいた

「一緒にいたいよ」と何度見たって

そんなはデータはありえないのに

最後に振り返り手をとって

プログラムの先へ移行をしたから

キミと変わらない幻影になった

僕も同じデータだから

もう帰らないよ

永遠に

  • 作詞

    らいおお

  • 作曲

    らいおお

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