's wonderful Front Cover

's wonderful

Track List

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ネオシャンソン界の新星、川島豊の最新アルバムがついに完成。ミュージカル出身の川島はシャンソン歌手に転身後も、従来のシャンソンの枠にとらわれない、独自の世界を構築してきた。その集大成ともいうべき本作品は、まさにミュージカルを見ているかのようなストーリー性に加え、圧倒的な歌唱力、語学力に裏打ちされた立体感溢れる仕上がりになっている。プロデュースを担当したのは、日本のオリジナルサルサミクスチャーの先駆け「グルーポ・チェベレ」のリーダーでベーシストの伊藤寛康。ジャズ、ラテン、フラメンコ、ポップスといったジャンルを超えて活躍する彼の見事なサウンドメイキングは必聴である。レコーディングメンバーは全曲のアレンジを担当し、ボーカルのカウンターパートもこなす才能豊かなピアニスト小泉明子、クラッシックからフラメンコ、ポップスまであらゆるジャンルで引っ張りだこのパーカッショニスト服部恵、そしてジャズ、シャンソンその他あらゆるシーンで活躍するベーシスト戸谷人一の3人。

収録曲は、シャンソンの名曲で作者のトレネがこの街で生まれた歌手のモーリス・シュヴァリエに捧げて作った曲「メニルモンタン」、ミッシェル・ルグラン作曲でカトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画の主題歌「シェルブールの雨傘」、ミュージカル「My fair lady」の中のナンバー「On the street where you live」、「Girl talk」として有名な曲にクロード・ヌガロが作詞した「Dansez sur moi」、世界で最もカバーされているという「枯葉」、アルバムのタイトル曲で1927年にガーシュウィン兄弟によって作られたミュージカル「ファニー・フェイス」の中のナンバー「ス ワンダフル」、「ダバダバダ…」のスキャットが印象的な1966年公開の映画の主題歌「男と女」、アストル・ピアソラの名曲「忘却」など多岐にわたり、さらに小泉の見事なアレンジで色彩豊かに仕上がっている。シャンソンファンのみならず、ジャズ、タンゴ、ミュージカルファンそして全ての音楽ファンに聴いていただきたいアルバムである。

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Artist Profile

  • Yutaka Kawashima

    栃木県足利市出身。  東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。  在学中よりオペラ、ミュージカル等(帝国劇場、青山劇場、新国立劇場、東京芸術劇場、他)に出演。  卒業後、「ジ・エキセントリック・オペラ」「ザ・キングトーンズ」「Jimmy and the Vivids」のユニットに参加し、CDリリース、ライヴ活動のほか、TV、ラジオ、映画等にも出演。 2005年、日本アマチュアシャンソンコンクールに於いて、グランプリ及び石井好子奨励賞を受賞。   シャンソン歌手としての活動を開始。  ライヴ活動の他、サントリーホール(東京)、NHKホール(東京)、オーチャードホール(東京)、国立劇場(東京)などのコンサートに出演。 また、2006年3月に内幸町ホール(東京)、同年11月にメイシアター(大阪)でソロコンサートを開催。 2007年6月に渡仏。同年、Salle Gaveau (パリ)で開催されたバルバラ没後10周年記念コンサート「Hommage à Barbara」に出演。 2008年にはCharles DUMONT、2009年にDany BRILLANTのジャパンツアーに同行し共演。  また、ユネスコ本部(パリ)で行われたシンポジウム「 21世紀における平和への新たな展望」にゲスト歌手として招待される。  その他、新作スペクタクルの制作に携わり、自らも出演。 2010年6月に帰国し日本での演奏活動を再開。 2015年7月にJulien Doreのジャパンツアーに参加。 2016年2月にはCDアルバム「日本生まれのシャンソン」をリリース。同月に内幸町ホール(東京)、10月には吹田メイシアター(大阪)での10周年記念コンサートを開催、ライブ盤CD「Chez Y en Concert」をリリース。 2017年11月、Theatre Dejazette(パリ)で開催されたバルバラ没20周年記念コンサートに出演し、バルバラのアコーディオニストだったローラン・ロマネリ氏と共演、好評を博す。 2019年4月にローラン・ロマネリ氏を迎えた東京と大阪でのコンサートに参加。 10月にはCDアルバム「's wonderful」、11月にはローラン・ロマネリ氏のアコーディオンと共演したミニCDアルバム「Yutaka KAWASHIMA chante BARBARA avec Roland ROMANELLI」をリリース。 日仏友好シャンソンKAKEHASHIプロ会員。

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Disco Machete