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『明日を変える水たまり』は、アーティスト「鳥と水たまり」による初めての音源作品である。
そして、自主レーベル MUROKA の第一弾作品でもある。
「鳥と水たまり」という名前には、自分自身の人生観が込められている。
鳥は未来を、水たまりは過去を表す。
空へ飛び立とうとする鳥のように、まだ見ぬ明日へ向かう自分。
そして、足元に残る水たまりのように、これまで歩いてきた日々や、過去の記憶。
その二つのあいだで、迷いながら、悩みながら、それでも今を生き続けている現在の自分。
この作品では、そんな「過去・現在・未来」のあいだで揺れながらも、前に進もうとする気持ちを歌っている。
明日を変えるのは、突然起こる奇跡ではない。
明日を変えるのは、過去の自分である。
そして、その過去の自分とは、つまり今この瞬間の選択や行動の積み重ねでしかない。
うまくいかない日もある。
後悔する日もある。
立ち止まる日も、逃げ出したくなる日もある。
それでも、今日の自分が何を選び、何を思い、どう生きるのか。
その小さな積み重ねだけが、いつか明日を変えていく。
この作品の根底に流れている精神は、現在を生きるすべての人への応援歌だ。
特別に強い人だけではなく、毎日の中で悩み、迷い、傷つきながら、それでもなんとか生きている人たちへ。
「それでも、一歩踏み出そう」
「それでも、前に進んでみよう」
そんな祈りのような気持ちを込めた。
サウンドメイクには、音楽仲間であり、演劇仲間でもある 桜井 零士 を迎えた。
ともに舞台を経験し、表現することの痛みや喜びを共有してきた仲間だからこそ、ただ音を整えるだけではなく、この作品に流れる感情や温度を一緒に形にすることができた。
『明日を変える水たまり』は、鳥と水たまりの始まりの作品だ。
明日を変えるのは他の誰かじゃなくて、自分自身でしかない。
過去を抱え、未来を見上げ、現在を生きる。
その足元にある小さな水たまりが、明日を変える光を映すことを願っている。