歌詞

脆（もろ）い木の板重ね

ジェンガのように崩してく

渡りたいのに渡れない

あと少し嘘が足りないや

切れかけあの橋を

爪の先まで力込めて

叶うのなら渡りたい

積み上げる嘘がまだ足りない

夜の空指でそっとなぞる

この世で1人ろうそく吹き消した

雨あられ あられ

降り注いで

傷だらけで駆け抜けた

その先へ 先へ

染まる色と

破（わ）れた破片掻き集めて飲み込むの

見せかけ殻被って

戸惑い見せて頷いてる

食べかけの写真持って

まるでヒロイン自業自得

ジリジリ鳴くコオロギ

生きるか死ぬかで試される

見掛け倒しの罠に騙され騙す方が悪い

トゲ刺さる心拍数数え

指差した道

霧で何も見えない

あの空へ 空へ

腕伸ばして

力込めて引き込んだ

涙雨 落ちて

灰をまとった

色彩自在のあたしはカメレオン

雨あられ あられ

降り注いで

傷だらけで駆け抜けた

その先へ 先へ

染まる色と

破れた破片掻き集めて飲み込むの