Lyric

荒んでないって言ったって

気付かないふりをした六月病を

取り戻してみたくなって

赤い椅子から立って向かっていった

憂う前にちょっとだけ

両手使って置いた優しさを

思い出して好きになって

また振り出しに戻った

僕は君のせいにしてばっかで

嫌になっちゃうよな

空見上げてそのまま倒れた

はずだったのにな

振り返ってぼんやりと

見える景色だけを磨き上げて

綺麗な箱にしまった

そんな僕が嫌になった

きっと君の思う幸せに

僕はいないよな

ちゃんと君に確かめた覚えも

特にないけどさ

興味なしに笑いかけるって

優しくないよな

気持ちなんてそんなに便利な

ものじゃないんだな

言い足りないや

言葉はないのに

しぼんでいくのは

形だけ

君は僕のせいにしてばっかで

嫌になっちゃうよな

初めましてを行ったり来たりで

酔っちゃったのかな

いつかどこかの数秒で

これが響けばいいのに

巡り巡ったその先で

同じ君を見るからさ