noteのジャケット写真

揺れる声を白さが模った

誰にも触れられない朝に

時間の中、やがては染まっていって

消える言葉のための歌

君が考えるより

もう増えないはずの手紙達を

数え直してしまうんだ

僕だけが今もこんなに

ほんの少しの荷物を置いていって

君は先に行ってしまった

その続きをもう一度焼き増した

くたびれた今日を生きる歌

もう変わっていくのに

辺り見渡しているだけの僕に

またね、って言っていたんだ

今だけがそっと明日に

それが繋がっていくまで

見たこともない方へ

歌った歌の残りはあなたのもの

いつか重なっていくまで

息を吸ったその先で

会えるように

知らない間に

違う意味に変わるその言葉を

繋ぎ止めていたいんだ

僕だけは忘れないように

それが繋がっていくまで

見たこともない方へ

歌った歌の残りはあなたのもの

いつか重なっていくまで

枯らし切った僕の声で

またね

  • 作詞

    江上拓

  • 作曲

    江上拓

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