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朝の光が差し込むベランダ。
白いTシャツ。
青いタオル。
風に揺れる洗濯物。
変わらない景色の中で、
変わってしまったことだけがよく見える。
「乾くころには」は、
何気ない日常の中に残る喪失を描いた曲だ。
忘れたいわけじゃない。
戻りたいわけでもない。
ただ、風が吹くたびに思い出してしまう。
洗濯物が乾くように、
時間も前へ進んでいく。
後半にはストリングスとオーケストラが広がり、
小さなベランダの物語は、
やがて空の向こうまで続いていく。
悲しみを抱えたままでも、
今日を生きていける。
そんな優しい希望の歌。
**Yuu(ユウ)**は、路上ライブから活動を始めたシンガーソングライター。 アコースティックギターを軸に、日常の風景や社会との距離感を、 感情を煽りすぎない誠実な言葉で描く。 派手な主張や断定を避け、 「誰のせいでもない違和感」や 「考えながら生きること」をテーマにした楽曲が特徴。 怒りや答えを提示するのではなく、 立ち止まり、迷い、それでも選び続ける姿勢を音楽に刻んでいる。 その歌は、路上で鳴らしていた頃の距離感を保ちながら、 聴く人それぞれの生活にそっと入り込む。 Yuuにとって音楽は、正しさを証明するためのものではなく、 今日を自分の足で生きていくための声である。
SNAP