MISHMASHのジャケット写真

歌詞

飼い善

赤峯豪

この社会のそこら中に溢れる

侮蔑、愚弄、嘲り、陰口

見えない毒針となり

誰かれ構わず狙い定め刺しに来る

相手を見下して何様だ

自分勝手に序列をつけては

胸をなでおろしてるんだろう

己のそれに気づき戦慄

そんな自分に初めて会ったように

驚いたフリで今日も誤魔化す

誰かが見てる誰かが聞いてると

誰もが自ら作り出した恐怖に怯え

その心を守るためだけにきっと

傷つけるのだろう

自分の中の怪物が何食わぬ顔して

下には下を見つけて

慰めるためだけに相対的優位を

示してるんだ

醜く汚い邪悪が潜む

この心を最初から知ってたろう

誰かと比べられるのが怖いからと

目をそらした

ダサい服着て笑顔の強要と

全開ポジティブ押し付けが痛い

正しいことを清く高らかに

叫んでる声がうるさくて

耳を塞いだんだ

倒れても何度でも立ち上がれ

響く真っ直ぐな歌が嘘臭ぇ

口で言うほど簡単に変われやしない

真っ黒な自分に飼われながら

今日も生く

誰かが見てる誰かが聞いてると

誰もが自ら作り出した幻想を消して

そんな単純な話じゃないのは

知ってるけど

自分を超えて行け

  • 作詞

    赤峯豪

  • 作曲

    赤峯豪

MISHMASHのジャケット写真

赤峯豪 の“飼い善”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

現実的夢想家シンガーソングライター赤峯豪のエッセンスを凝縮したミニアルバム。

アーティスト情報

  • 赤峯豪

    熱く人間愛を歌うシンガーソングライター。現実的夢想家。現代の闇を言葉と音で癒す。 どんな世の中でも人々の目の輝きを失くさないために歌い続ける。底抜けの明るさだけでは救えない心の奥深くまで届く言葉とメロディで、人間の美しさと醜さをどちらもリアルに描き出す。 アコースティックギターの弾き語りとロックなバンドサウンドに乗せて、人間がありのままの人間を歌い上げる。 楽曲制作を続けながら都内のライブハウスを中心に精力的に活動中。

    アーティストページへ


    赤峯豪の他のリリース
"