Lyric

帰り道もわからぬまま　王道を探している

助け信じ伸ばした手が　その一寸先に触れた

さっきまで尊かった　すごくどうでもいいもの

どうしようもなくなって　また別のに縋りつく

わたしのぜんぶ鍵垢の中　極端な妄想に息を潜めて

器用なみんなのようになれない　確かなことを言わないでよっ

わたしの苦労してない手　あなたの血が滲む指

救い求め伸ばしたのは　わたしだけだったみたい

詫びましょう欲張りを　年々重くなって

延々と愚痴っても　散々に思ってる

不安はあなたの心を呼んだ　単純な恐怖に身を竦ませて

あいまいに吐き散らした言葉の欠片

愚かなことをもっと言って

無駄に鍵付き箱入り娘　柔いその手は虚言に満ちた

ノーリスクの救いのような　微かな嘘を囁いてよ

わたしのぜんぶ鍵垢の中　単純な恐怖に身を竦ませて

あいまいに吐き散らした言葉の欠片

愚かなきみに愛を込めて