歌詞

秒速で書き換わる　世界のルール

昨日の「新しい」は　もう「時代遅れ」

みんなが焦って　予言者を探してる

「次はどうなる？」「何が流行る？」

情報の嵐に　足元が震えてる

風を追いかければ　息が切れるだけ

雲を掴もうとすれば　落ちてしまうだけ

だから僕は　地面に深く杭（くい）を打つ

誰にも見向きされない　地味な土台の上に

10年先も　100年先も　決して色褪せないもの

それは最新のテクノロジーじゃない

「楽になりたい」「損したくない」「誰かと繋がりたい」

そんな泥臭い　人間の本音だけ

嵐の中で　唯一動かない岩（アンカー）

それだけが　僕らの未来を支える

変わらないものに　命を預けろ

石の斧を使っていた　太古の昔から

僕らの願いは　驚くほど変わってない

道具がスマホに　変わったとしても

心の穴を埋めたい　渇きは同じだ

流行（はやり）は嘘をつくが　欲望は嘘をつかない

明日世界が　どう変わろうとも　揺らぐことのない真実

空飛ぶ車が空を覆っても

「もっと早く」「もっと安く」「もっと確かに」

君のその声は　永遠に止まない

きらめく予言より　確かな約束を

変わらない願いに　すべてを注げ

エネルギーを注いでも　無駄にならない

その確信があるから　強く回せる

重たいフライホイールを　加速させるんだ

時が経つほど　価値が増すように

10年先も　100年先も　決して色褪せないもの

君が笑顔になる　その瞬間の理由

誰もが「変化」に　目を奪われるけれど

僕は「不変」を　抱きしめて進む

嵐の中で　唯一動かない岩（アンカー）

そこにこそ　最強の夢を築け

変わらないものだけが　世界を変える

Build on what stays

Trust what remains

変わらないものを　信じ抜くんだ