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邦人作曲家の最新作を著名バンドが演奏し、披露する日本吹奏楽界の一大イベントである響宴。今年も幅広いジャンルの楽曲が披露された。
内藤淳一『架空のゲームファンタジーへの音楽「フランチェスカの鐘」』は、最低15人から演奏できるという小編成作品。遠い過去を振り返るセンチメンタルな冒頭、「約束の地」に進んでいく疾走感、平和と祝福を祝うコラール、とドラマチックに場面転換していく。
ゲストプレーヤーにドラムス・そうる透を迎えて会場を熱狂させた、星出尚志『サイバー・アポカリプス (委嘱作品)』や響宴初登場の伊佐治直(いさじすなお)『夕焼けリバースJB急行~ハイドン・バリエーション・メタモルフォーゼ』、海上自衛隊東京音楽隊ヴォーカリスト三宅 由佳莉のソプラノによる河邊 一彦『嵯峨野 ~ソプラノと吹奏楽のために~』など、ジャンルにとらわれない正に「新しい吹奏楽のレパートリーの創出」という趣旨に沿った注目の作品群ばかり。
平成25年度JBA下谷奨励賞は
福島弘和『シンフォニックダンス』と堀田庸元『Prelude and Fugue』が受賞。