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Lyric

Clear

Shian

朝日昇り カラス漁るゴミ箱の中

奴等すら 目にもくれぬ ただのガラスの破片

何もない空っぽの自分重ねて

透明なそれを拾い ひとり涙浮かべた

クラス 仲間「またね」言えず

立ち尽くしたあなたは

どこにも見つけられぬ居場所

探してたずっと

フラッシュバック

いつもの散歩道でノスタルジー

鮮明に蘇る あのときのあのシーン

最低な後悔にばっかり苛まれてさ

ネガティブな海に溺れて沈む

海底から灯台 灯りは見えなくても

願いは捨てずに泳ぎ続けた

そうしてたどり着いた境地

逸した常軌 焼きついた脳裏

太陽にすら愛されなかった当時

教室の影が伸びて 繋がったよ今日に

泣いていい?内省の毎日で限界

それでいい 不安定は正常な証明

負けないよりも曲げたくないフィロソフィー

二度と消えない傷のように刻んだ心に

どのみちもうこれしかなかった

残火が照らした奥の細道

厳しい旅だと知りて君はいく

一人きり あまりにも空が綺麗で

死んだ魚の目の少年は

いずれ全てを受け入れていくだろう

決して何か諦めたわけじゃない

背負った運命が明らかにされる

あの日拾った透明なガラスの

美しさに君が気づくとき

傷だらけの自分の旗を掲げて

見つけた居場所でささやかに笑え

冷めた気持ち 悟り顔で 避けてきたこと

ピエロ演じ 愛想笑いで 慣れてきたこと

何故か言葉詰まり お茶を濁し 黙ったこと

雨の夜に 部屋の隅で 本音叫んだこと

弱い人だと思う故に言えることもある

曲がりなりにその場しのぎ

耐えて乗り越えてきた

修羅場 これは多分

いわば一つ 強さのうちだ

苦難 悲惨 全部 美談 変えるご都合主義者

おかしな話 自分で課した重い足枷のせいで

人の倍は歩き強くなった足腰

ネガの海原 自分なりに波乗り

落ちたとても溺れない 泳げるよ何より

沈まない太陽に もう夢を見ない

月の光さえも 次へ進む標となり

それは見えなかった灯台の灯りと同じ

消えかけた炎に再度着火 死に損ない

始めから真面目にやってきたのに

勝ち目なく味気なく いつの間にか惨めに

甘え方を知らずに ひたすらに誤魔化し

耳塞いだ泣き声 壊れかけのハリボテ

耐えてきたそれだけ でも今日に繋いだ

意味も価値もワケも誰も知らないけれど

誰よりも知るから掴む一握り

一人きり 見上げた空は同じで

死んだ魚の目の少年は

いずれ全てを受け入れていくだろう

決して何か諦めたわけじゃない

背負った運命が明らかにされる

あの日拾った透明なガラスの

美しさに君が気づくとき

傷だらけの自分の旗を掲げて

見つけた居場所でささやかに笑え

  • Lyricist

    Shian

  • Composer

    Bmonument

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