Idlingのジャケット写真

熟れた隘路に誰かが

ひとりで鳴く カナカナ

影じゃないかと言いながら

逸る両手で何かを待つように まだ

透き通るようにまだ

彼方に吹く風 思い出す昨日の陽

深い夜に 落ちるように

救えない 未来に出会うのさ

言葉は畦であってどこにも行けないのにね

かけがえの無いあの夏の世界 世界

訳もないのに彼女は

落ちる夕陽に涙が

馬鹿みたいだと言いかける

くどい構図に寒気が立つようで ただ

引くようにただ ただ

花火 鳳仙花 炭酸 たわむ時間列に

意味の干上がった岩礁

早く、ひと思いに

茹だる陽射しのせいで暑くて死にそうなのね 肌を浚うシグナルも嘘 嘘

ずっと覚えていたかった

花火 鳳仙花 聞こえなくなって

全部言葉にしなかった

まだ まだ まだ まだ

  • 作詞

    魚インペリアルホテル2代目本館

  • 作曲

    魚インペリアルホテル2代目本館

Idlingのジャケット写真

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    Idling

    魚インペリアルホテル2代目本館

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