

真新しい朝に
冷えた裸足で歩く
余計な言葉を
吐いてしまった真夜中と
適当な相槌
下げた頭も連れて
外に出ない日の
晴れた空を見つめた
透かしておくから
見抜いてお願い
隠してるつもりはないのだけど
馬鹿みたいな話
ほんとくだらないの極み
虚ろな目で進む針が怖くて
馬鹿みたいな話
生きていけるとは思えない
怒りや苦しみを
素直に抱き寄せて
今の僕を知りたい
知りたい
知りたい
知りたいのに
鏡に映った
髪は乱れて跳ねて
舌打ちをしたら
雲は泳いで逃げた
眠気に抗う
瞼はまだ重くて
怒りに任せて
無理に整えるけど
どうやら今日も
地獄の中で
奈落の底から
手を振るだけ
馬鹿みたいな話
ほんの少しだけの痛み
我慢できずにまた
叫んでしまうよ
馬鹿みたいな話
されどどれも大事な話
耳を貸して聴いて
そしたら抱いて
今の僕は消えたい
消えたい
消えてみたいだけ
馬鹿みたいな話、ほんと。
- Lyricist
Hotta Mao
- Composer
Hotta Mao
- Producer
Hotta Mao
- Vocals
Hotta Mao

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bakamitainahanashi
Hotta Mao
どうしようもない想いほど、誰にも言えず心の中に沈んでいく。
口にすれば「馬鹿みたいな話」でしかないのに、飲み込むほど重たくなって、自分を締め付けてしまう。
この曲は、言葉にならない苛立ちや孤独を、ただ静かに抱え込んでしまう感情から生まれました。
誰にも見せられない心の奥底を、音に託すことでやっと外に解き放つ。
それでも、吐き出した瞬間にまた「くだらないことだ」と思ってしまう矛盾。
生きていく上で見過ごされてしまう些細な痛みこそが、実は僕らの根っこを作っている。
『馬鹿みたいな話』は、そんな内側の声に耳を澄ませた楽曲です。
Artist Profile
Hotta Mao
2002年12月5日生まれ 岐阜県在住シンガーソングライター 音に乗せて悩みを打ち明け 愚痴を吐き捨てる そうやって日々に溶け込みたい をコンセプトに活動中 ライブ情報は各SNSをチェック
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