遠い昔に住んでいた家の夢
無人のドアホンがいつからなのか点いてる
部屋は暗いの
用意されてる場所で遊ぶ俺
蜘蛛の共食いみたいに吹いてる笛はお揃い
蛙のように潰れた
昨日の通り雨みたい素敵
水へ沈めた時の快感
内側に向いたその刃
引き抜く時に抉れた価値観
血の代わりに流れるバニラ
キリンが見せる快進撃
肉と骨の間に出る刺激
生きることと奪うことと
君はどちらの主役でもない
油をかけたような蜃気楼
飢えた虎に水は要らないの
油をかけたような蜃気楼
群れの外の孤独な山羊の様
押し上げてくる頭
成長するホルモンだから
無意識から湧き出る
まだあの海の波だって止められる
俺達はシュールリアリスト
落下するエレベーターの室温
持つべきもの 感性・ものさし
誰も何者でもないの矛先
たかが音楽されども糞もなく
グラスの縁口をつけ頷き
選ぶ側だと言うお前に警告
奇妙端から端まで平凡
俺が作ったあいつ殺す爆弾
騙して使った君の独断
あいつに刺さった破片を抜く
硬くなった皮膚の泥を拭う
油をかけたような蜃気楼
飢えた虎に水は要らないの
油をかけたような蜃気楼
群れの外の孤独な山羊の様
人を殺すという事
俺が嘘をつくという事
平凡な人間が悪に憧れる
俺もその一人 お前もその一人
お前が持つその愚かさを
お前が持った狡猾さを
蛇が獲物を測るよう
指に巻いてリングにしよう
- 作詞
虎太朗
- 作曲
虎太朗
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