KIRINのジャケット写真

歌詞

MOON

虎太朗

蝉の羽に火をつける

激しく光放ってる

キリンが獲物狙ってる時に見せる

眼光のような激しい光で

目を背けた間に

気づいたらそれ既に

電源を落とした画面みたいに

黒くなっていた

火はまだ青い

俺は今何にでも火をつけれる

自由、脱皮後の蝉のようです

さっき火をつけた蝉のように

孤独で残忍

不条理で自由です

だから俺はお前の哀しみに

火をつけて暖まりたい、日々

衝動が美徳で憎しみが不徳だと言うお前は

よく燃える

火をつけないと

火をつけないと

火をつけ忘れたところはないか

お前はただ一輪の花が

欲しかっただけなの

だから衝動が美徳だなんて

思いたかった訳ではないからね

両親から貰った脳みそが

俺にそう思わせるどうにも

孤独で残忍なお前は

他人の価値観にはめられるのを嫌うの

火をつけないと

火をつけないと

火をつけ忘れたところはないか

自分の思う悪と他人の思う悪、違うこと

それを想像しない他人を必要以上にあしらい

利己的であることから目を逸らすあいつをまた

俺は心の底から軽蔑するよ

殊更選民思想の強いお前

踏むべき過程飛ばしてるだけ

反復を掻い潜るお前の浅ましさを

お前の乾いた喉を潤そうとすることを

その人間の魂胆を

俺は知っているよ

ちゃんと

  • 作詞

    虎太朗

  • 作曲

    虎太朗

KIRINのジャケット写真

虎太朗 の“MOON”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"