あの頃への戻り方のジャケット写真

歌詞

抜殻

Grief Navy

どこかで呼ぶ声がした

何を叫んでいるのか

いつかの抜け殻が隣で転がる

ちらついたのは何年か前の事

あれ私 ここで

何してるの

許せないこと捨てられなくて

通り過ぎる全てが懐かしくて

夜の祭りで悲しそうに歌ってた

あなたの目は見れなかったし

猫に甘えるから私大丈夫だから

蛇足の続編に期待はしないから

中身のない話に耳を傾ける暇はなかったし

他の誰かを愛し始めたのはあなたからだったし

春を睨んでいた 傷つけていた

そんなことわかってた

冷たくなっていた

爪を立てたまま触った思い出に

変わり果てていった私とあなた

今更並べてみて

ひどく傷んでいた

友達のままがよかったね

なんてね

使い回しありふれた感情

あの歌の結末は誰もが知っていた

声とギターが今までを抱き締めたままで

愛してはいなかったけど愛されたいと思ってた

階段前で待ち合わせてた

小さい公園で話してた

寒さが2人をまた引き寄せた

冬に酔ったまま記憶の中

いつかの居酒屋と最後のあなたの言葉

ふいに思い出しただけだった

好きとか嫌いとかじゃなかった

ただ声聞けてよかったけど

綺麗なまま終わらせたかった

最低限あなたの幸せを願ってたから

読み進めた小説の

あとがきに載ることもない物語だった

本当の事を言うならあの時

私 探してたのに

春を睨んでいた 傷つけていた

そんなことわかってた

無理に笑っていた

ごめんねなんて言えるわけがなかった

猫アレルギーだったあなたの言葉

何一つ響かなくて

最後の最後にさ最低だった

終わりにしていいわ

さよなら

  • 作詞者

    工藤 玲司

  • 作曲者

    工藤 玲司

  • ミキシングエンジニア

    神尾康成

  • マスタリングエンジニア

    神尾康成

  • ギター

    Grief Navy

  • ベースギター

    Grief Navy

  • ドラム

    Grief Navy

  • ボーカル

    Grief Navy

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あの頃への戻り方を探してる

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