Lyric

この青を忘れないように

焼き付けて無くさないように

まだ信じてるのならば行けるさ

あの青をもう一度

第一学期が終わって

未来は青く眩しすぎて

似合わないままのピアスに

君はただ笑ってた

大きくなることを迷って

それぞれに誰かを傷つけて

歳を重ねて色褪せる

行き先なんて誰もわからないままで

一つ先の駅で降りた 隠してたんだ

赤と青それぞれを望んでた

あの頃から変わらないままの君が時計の針を戻した

この青を忘れないように

焼き付けたアルバムの中

永遠だと勘違いした

放課後の教室に今

帰る方法もわからなくて

会いたいが理性を追い越して

辿り着いて迫っていたのは

僕らの始まりを通り過ぎていく

残りの青い時間だった

二限のチャイムで現実に戻る

雨上がり水溜まり出来てた

風が吹いて揺れたカーテンと

仄かに香る秋の匂い

今欲しいのは君なのかも

青なのかもわからなかったよ

君が居れば青いままでいた

青いのなら君がそこにいた

暗い部屋に二人でストーブ一つ分け合う身体

怖かったんだ 自分も知らない自分のことが

全部返して逃げてしまった後悔と君の顔

忘れない

青色のままに流れて

いつの日か君を連れ去って

昇降口待ち合わせてた

六月のような二人へ

もう鐘は鳴らないけど

この青を忘れないように

あの恋を無くさないように

僕らの始まりを通り過ぎていく

変わらないもの確かにそこにはあったんだ

枯れた花は土に帰っていく

証書の代わり青を返した 違う

何度でも誓う変わらないように

永遠の青を